本大好きラスカルのおすすめ本ブログ

いつも鞄には本があり、読書が大好きです同じ趣味を持つ方々と場所や世代を超えお話がしたいです( ^ω^ )!東野圭吾 米澤穂信 湊かなえ 宮部みゆき 伊東潤 司馬遼太郎 伊坂幸太郎 池井戸潤 和田竜など。たまにドラマ 映画の話題あり。

【読書まとめ】18年2月に読んだ素晴らしいオススメ本

2月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:3728
ナイス数:125

国を蹴った男 (講談社文庫)国を蹴った男 (講談社文庫)感想
「国を蹴った男」伊東潤 読了 牢人や算術使い、蹴鞠職人とプロ、美女の色仕掛けと騙された男、人柱になった男、信長や秀吉のような大御所が主役ではないけど、それぞれ個性とドラマがあり、乱世に己の信念を貫き 散る者、生き続ける者。国を蹴った男は大河ドラマ直虎でも戦より芸にプライドを持って生き抜いた今川氏真の生き様が綴られている。 算術使いは長束正家。天才的数学頭脳。 人を生かす難しさ。面白かった!
読了日:02月25日 著者:伊東 潤
新装版 竜馬がゆく (3) (文春文庫)新装版 竜馬がゆく (3) (文春文庫)感想
脱藩した竜馬が京都・江戸と諸国行脚。 尊王攘夷志士として、勝海舟暗殺にゆく。 しかし勝と合った竜馬は、日本統一、海軍設立、開国・貿易を推進し、海外から貨幣を調達し、富国強兵する勝の構想に感銘を受け、弟子入りすることとなった。 武市は、岡田以蔵などに下知を下し、攘夷論の 妨げになる志士を次々に仲裁。 将来を嘱望される人材ながら、狂信的な行動を取る。 後に妻となるお竜に出合う。 美人で、機転と度胸のある面白い女。 竜馬は本気で惚れてしまう。 弥太郎・勝・万次郎など 今後の鍵になる出会いがあり面白かった!
読了日:02月17日 著者:司馬 遼太郎
ボトルネック (新潮文庫)ボトルネック (新潮文庫)感想
面白くて一気読み!東尋坊に落ちて 自分の姉?兄、恋人などと 違う世界で会い、自身の存在意義を 見つめなおすストーリー。 犯人はまさか!?という感じでした。 フミカはサイコパスか!? 内面のえぐり方が太宰治三島由紀夫っぽい。テンポよく哲学的。 深みのある文体は流石米澤先生!
読了日:02月16日 著者:米澤 穂信
城塞 (上巻) (新潮文庫)城塞 (上巻) (新潮文庫)感想
大阪夏の陣の前兆戦から本線まの家康・豊臣家戦いを描く。 上巻は、家康が心理戦でジワジワ淀君を追い込んでゆく。 淀君は過去に2回落城の憂き目にあい、戦が怖い。 息子の秀頼には戦をさせたくない。武家ではなく、公家に育てたい。 家康は、そんな弱点に巧みに付け込む。 本田正純、崇伝など腹黒いメンツをキラ星の如く揃え、敵将、片桐且元や、大野修理、大蔵卿局などを追い詰める。 様々な経験を経た家康はこの時期思考が円熟の極み。 広い視野、先を読む力などもはや適うものはいない! 中巻は真田幸村が出るか!?
読了日:02月13日 著者:司馬 遼太郎
死香探偵 - 尊き死たちは気高く香る (中公文庫)死香探偵 - 尊き死たちは気高く香る (中公文庫)感想
科学探偵Mrキュリーを書いた作者の最新作。本屋巡りで 直観的に購入! 死臭がベーコンとか、バニラとか、ウィスキーとか 食べ物の匂いに感じてしまう特異体質 潤平と 分析オタク、イケメン、効率主義、頭キレキレの 風間准教授の凸凹コンビが難事件を解決。 推理小説としては、気軽に楽しめる感じ。 潤平の鼻に捕まったら逃れることは難しい! 最強の武器。風間はその特異体質に異常な執着心を持つ。 その粘着質のあるキャラと若干BLが入っている 展開には笑いの要素も。続編期待! Mrキュリーも読んでみよう!
読了日:02月13日 著者:喜多 喜久
新装版 竜馬がゆく (2) (文春文庫)新装版 竜馬がゆく (2) (文春文庫)感想
武市半平太と交わる竜馬。武市は土佐藩を勤皇派にすべく 暗躍。参政吉田東洋を暗殺する。竜馬は日本国内の人同士が 争うことにあまり関心はない。 彼の興味は海の向こうの世界や商い。将来三菱を創設する 岩崎弥太郎と出会う。彼は身分は低いが、賢く商才があり すでに貨幣経済・資本主義の重要性を見抜いていた。 吉田松陰の一番弟子、久坂玄瑞に出合う。世評と違って 尊王攘夷派で行動派の彼とは考えを異にする。 物事の本質を捉え、人の心を掴む才は学ぶところが多い!
読了日:02月10日 著者:司馬 遼太郎
維新と戦った男 大鳥圭介 (新潮文庫)維新と戦った男 大鳥圭介 (新潮文庫)感想
こんなに熱い歴史小説があったのか!? 幕末。大鳥圭介は旧幕府勢力の中心となり 薩長と交戦。最新兵器と錦の御旗を掲げた新政府軍に 勝てる見込みは薄い。それでも大鳥は「負けるものか!」と 意地を見せる。共に戦うは元新選組副長土方歳三。 さすが歴戦の強者。新政府軍を再三再四撃破する。 大鳥の意地、土方のプライド、彼らの熱い絆、 最後の盃を交わした別れ。この本は人間に大切な 熱い心を教えてくれる。面白かった!
読了日:02月10日 著者:伊東 潤
嘘を愛する女 (徳間文庫)嘘を愛する女 (徳間文庫)感想
映画にもなっている話題作。 会社でもトップクラスの成績を誇るキャリアウーマン 由加利と、優しく透明感を持つ桔平。 愛する人が自分の知っている人間と違う!? 彼は誰?なぜ、素性を隠すのか。 騙すつもりだったのか、そうではないのか。 この物語は、人を思いやる優しさ、人を思う強さ 大切なものを守る気持ちを教えてくれた。 未来を感じさせる結末 読了後は、とても切ないけど、雲間が晴れる気がした。 ネタバレになるので、詳細は語れないけど、 忙しい世の中に、読んで欲しい1冊です。
読了日:02月05日 著者:岡部えつ
新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)感想
竜馬19歳の青春時代から描く。 千葉道場入門。やがて、道場でも屈指の腕前となり、 試合でも代表として出場。剣客を打ち破る。 黒船来航。吉田松陰が学びたくて船に乗り込む騒動が起きる。 竜馬は剣の腕を磨いても一向に嬉しくない。 黒船とか、松陰とか、金が世の中を動かすと言う弥太郎に 興味を持つ。桂小五郎との友情も育む。 男女問わず惚れさせる。そんな竜さんの大きさを 見ていこう。2巻に突入!
読了日:02月03日 著者:司馬 遼太郎

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