いまさら翼といわれても 米澤穂信
今回の奉太郎はかっこよすぎる!
「鏡には映らない」では、いじめられている女の子の悪口が
展示品に隠語で書いていることに気づき、逆に、いじめている女の子へ
批判へ文字を変え、いじめられた子を守った。
奉太郎はみんなから批判の的を浴びても、孤独になってもその子を守った。
男らしさを感じた。
「長い休日」では、省エネ人間になった理由が明らかに。
もともとは、皆の世話を受け入れる”いい子”だったのね。
でも、えるから見ると本質は変わっていないという。
長い休日を終わらせるのはえるかな。
「いまさら翼といわれても」では跡継ぎではなくなって
逆に困惑している えるを探し、庇った姿がかっこよかった。
えるはたぶん合唱会にはいかないだろうね
この作品が古典部シリーズでは一番好き