本大好きラスカルのおすすめ本ブログ

いつも鞄には本があり、読書が大好きです同じ趣味を持つ方々と場所や世代を超えお話がしたいです( ^ω^ )!東野圭吾 米澤穂信 湊かなえ 宮部みゆき 伊東潤 司馬遼太郎 伊坂幸太郎 池井戸潤 和田竜など。たまにドラマ 映画の話題あり。

「修羅奔る夜」 #伊東潤

著名:修羅奔る夜

著者:伊東潤
リンク:https://amzn.to/3QqLFLV
感想:
僕は歴史・歴史小説が好きなのですが、その中で伊東潤さんの本は結構好きです。
読みやすく、わかりやすく、ストーリーもしっかりしているからです。
著作に、長篠の合戦を描いた「天地雷同」や、北条政子
義時を描いた「夜叉の都」(鎌倉殿の13人と被ります笑)などがあります。

今回ご紹介の本「修羅奔る夜」は、”青森ねぶた祭”を
舞台に奮戦する兄妹ねぶた師の話です。

重い病気になった兄の代わりに、東京で生き方に疑問を抱きながら
派遣社員で働いていた妹が、青森に戻り、ねぶた師として様々な苦労を
重ね、当日で大きな舞台を披露する内容です。

これまで、ねぶた祭りはなんとなく「綺麗だな〜」「凄いな~」
くらいの見方しかしていませんでしたが、本書を通じ
大賞、知事賞などの表彰があること、運営、囃子方、制作、予算と
裏方が結構大変だということが分かりました。

また、ねぶたは日本史・中国古典などからテーマを選び
独自のストーリー熱を加え表現するということもわかりました。

ねぶた師、運営、制作、囃子方など皆の思い、
熱が「ラッセーラー、ラッセーラー」の掛け声に乗っているんですね!


この本を読んで、
ねぶた祭りの見方が大きく変わりました!
青森に行って見てみたくなりました!